今だから正直に告白します。
ガルパンを最初に見た時、ハッキリいって
「別につまらんとは言わないが、ここまで話題になるほどか……?」
というのが感想でした。
それが、とあるきっかけから急に面白く見られるようになったんです。
皆さんもちょっとしたきっかけで、それまで面白いと思えなかったものが急に面白く感じられるようになるかもしれません。
この記事では、私がその時感じた感想を率直に述べています。
人によっては不快に感じたり、違和感を感じたりする場合もあるとは思いますので、あらかじめご了承の上で記事をお読みいただければ幸いです。
ガルパンは……いい……のか?
初めて見たのは、ちょうど劇場版の公開が始まった頃でしょうか。
TwitterのTLが「ガルパンはいいぞ」で埋め尽くされ、知り合いの絵師さんはことごとくガルパンのイラストを描いている。
大分遅くなってしまったけども、ここまで流行っているのであれば見ておかなければなるまい!
そう思って、テレビアニメ本編を見たわけですが……
最初に書いたように、正直それほどとは思えませんでした。
戦闘シーンの迫力は確かにすごい。
けれど、ストーリー展開はありきたりで、特筆するようなものではない。
それと、これは完全に個人的な好みの問題なんだけど、キャラクターの作り方とかが『萌え』に寄りすぎていて、これも私としてはちょっと気になる所だったり。
結局、一応全話見てみたものの、「ガルパンはいいぞ」には至らず、「ガルパンは……いい……ぞ?」で終わってしまったわけです。
ガルパンは……いい……かも……
それからしばらく経って、ある時ふと思ったのです。
「あれ、ひょっとして俺は、ガルパンの見方を間違えてるんじゃないのか?」
と。
例えば、大作バトル系映画(バトルシップとか、パシフィック・リムとか)を見るとき、ストーリーとかキャラクターとかそんな細かいところを気にするのか?
ドカーン!! バキーン!!
やべぇ、敵つええwwwww死ぬwwwwww
待たせたな!!!!
ドォーーーン!!!グワッシャーーーーン!!!
USA!! USA!!! USA!!!!
が正しい見方じゃないのか、と。
そう思って、改めてガルパンを見てみた。
おもしれぇ。
おもしれぇ!!!
「ちょっとキャラ作りがさぁ〜」
とか言ってた自分をぶん殴りたい。
「ストーリーにぃ、ひねりとか、ないよねぇ〜?」
とか考えてた自分に言いたい。
ひねた見方してんじゃねーぞゴラァ!!!
と。
斜に構えて、本来の面白さを享受できてなかったかわいそうなひとは、私自身だったわけです。
たまには、作品の見方を変えてみよう
そりゃ、全ての人が面白いと思う作品なんてないでしょう。
でもね、自分の中の見方をちょっと切り替えるだけで。
ちょっと素直な受け入れ方をするだけで。
その作品本来の面白さが分かる事ってあると思います。
もしあなたもアニメに限らず、周りが絶賛している作品の良さが分からない、って事があれば、ちょっと見方を変えてみましょう。
ひょっとしたら、貴方にとっても傑作に変わるかもしれませんよ。
まあなんだ。
ガルパンはいいぞ。
これを言ってみたかったんだ。