というわけで、だいぶ間があいてしまいましたが、引き続き具体的な音色エディットについて解説をしていきたいと思います。
バスドラ、スネアと来ましたので、今回はハイハットの作り方!!
使っている音源プラグインなどについては、前回までの記事をご覧ください。
前回記事:ドラム音色エディット編
第1回:ソフト紹介編
ハイハットの音を作ってみる
それでは早速、具体的なパラメータ設定を見てみましょう。
ハイハットその1 クローズ
ハイハットその2 オープン
ハイハット音色サンプル(MP3)
エディット内容の解説
波形はNoise(ホワイトノイズ)を使い、ADSRでごく短くしたホワイトノイズを、ハイハットの音色として利用します。
Attackは基本ゼロで固定、DecayとSusLevelで音のタイトさ、長さを決めます。
SusLevelをゼロ、Decayを短くすれば『チッ』というクローズハイハットの音。
SusLevelを上げたり、Decayを長くすれば『チー』というオープンハイハットのような音。
音の高さについては、MIDI上のノートの音階で調節してください。
エディットの際のポイント
ハイハットの音の長さだけで、リズム全体のイメージがかなり変わってきます。
ちょっとルーズめなハイハット
ちょっとルーズめなハイハット(MP3)
本当に微妙な差(数字上ではわずか0.015秒!)ですが、聞いていただければわかるとおりかなり重要なポイントです。
また、オープンハイハットの設定では、SweepSwitchの設定がしてあります。
今回のフレーズでは音が短いため、意味が無い状態になっていますが、もっと音が長い場合、またはSweepTimeを短く設定することによってハイハットを徐々に閉じていくような音にもできますよ。
ハイハット編のまとめ
ハイハット編、いかがでしたでしょうか?
ただのホワイトノイズが、こういう多様な『音色』に変化していく様はとっても面白いですね。
この調子で、いろいろな音を作ってみましょう。
この先もお楽しみに!!
例大祭後くらいまでには上げられるように頑張るよ!!
そんなに遅れずにすんだね!
次回:タム・シンバル編